良い出会いも悪い出会いも　自らが引き寄せるといいます

　人はこの社会であらゆることに出会うものですが、色々な辛い想いをした経験の多くの原因は、人間関係なのかもしれません。
人はそれぞれ心に独自の宇宙を持っている筈ですので、意見が合わないこともあったり、相手の持っている雰囲気だけでも、好ましく感じられないことも有るかと思います。
そうして行くうちに、様々な噂や他の人の意見を聞きながら、どんどん猜疑心（さいぎしん）が成長してしまうかも知れません。
対象となる人が、段々「モンスター化」してしまうのです。
多くの人は一度そういった観念が憑りついてしまうと、中々人間関係を回復し辛くなるはずです。
　とても残念だと思うのは、人を信頼して初めて「その人の真実」を知ることが出来るのですが、そのチャンスが失われてしまう事です。
「みのの側（そば）に笠が寄る」と言われますが、同じような心もちの方々が集まってくるという事でしょう。
自分が相手を嫌う時、恐らく相手も自分を嫌っているという事らしいです。
そうするとこの二人の間に流れているものは、けして生産的なものではないでしょう。
実生活に関わる事や、命に係わる事で人に騙されては決していけませんが、まず誰かが人に対して信頼を寄せることを始めない限り、良い事は何も始まらないという事です。
そしてまた大変に厳しい事ですが、その人が心正しき人だったのか断罪するにふさわしい人であったのかは、その人の持つ運命に近いものがあると言えるかも知れません。
良しに付け悪しに付けその様な人に出会ってしまうのは、その人の持っている因縁や尽くし切れていない何かのためであると、よく言われています。
　人は罪を持ってこの世に生まれて来るといいます。
「前世、現世、来世」をコンセプトとして持っている方々の話ではありますが、尽くし切れていない何かが、自分を取り巻く人々との不和や無理解を呼ぶと言われます。
そんなことが本当にあるかも知れませんので、普段からこの世とは違う別の世界があるかも知れないと考えて、神仏の扉を開いて頂きたいと思います。
その扉を開くと、きっと必ず「その人の一生に於いて、本当に知るべきであったこと」が初めて分かって来るはずです。
　このことについては、またいつかお話ししたいです。
　画像は家の庭の「クライミングサンパラソル」です。
花言葉は「かたい友情」「かたい約束」だそうです。
　今日のフィーリングは、Madonna　マドンナの「Frozen　フローズン」、レディー・ガガ＆ブルーノ・マーズの「Die　With　A Smile　ダイ・ウイズ・ア・スマイル｝、東儀秀樹氏の「蒼き海の道」かな